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[映画『南京の真実・第一部「七人の死刑囚』を観た] [戦争映評]

南京の真実.jpg

☆セシオン杉並に、日本会議主催の上映会、映画『南京の真実・第一部「七人の死刑囚」』を観に行った。

・・・私は、美少女についてばかり語っており、中一の姪っ子の買ったローティーン雑誌を覗いていたら、私にとっては「プレイボーイ」でも見ているかのような楽しさを覚えるし、最近では、派遣労働問題などで共産党の支持をしたりもするが、根本的には保守的な思想系列に属している。

いわゆる「南京大虐殺」は、ここ数十年、日本の保守派が困惑し続けている、反日国家・中国の歴史捏造による問題であった。

あらゆる、日本の戦争犯罪を扱ったメディアがあるが、その一つとして、事実をちゃんと語っているものはない。

全て、そこには、中国共産党やソ連コミンテルンの情報戦謀略的な介在が確認されている。

潜在的に、中国・ソ連と敵対しているアメリカだが、アメリカには、原爆投下・東京大空襲と言う世界史上の大虐殺行為を犯した引け目がある。

だから、捏造の「南京大虐殺」と言う、架空の、敗戦国・日本の悪罪を拵えなくてはならなかったのだ。

中国共産党は、何億人もの人民から搾取した金や、日本からのODAなどを駆使し、軍事費を冗談のようにうなぎ上りにしており、また、情報戦の一環から、人民へ反日教育を植えつけるために、捏造の「南京大虐殺」を繰り返し語り、自国の国定教科書には、天安門事件や文化大革命と言う中国の虐殺の歴史が記されることはなく、もちろん、現在のチベットで行なわれている大虐殺なども語られることなく、ただ、日本の罪悪がひたすらに語られている始末だ。

今年は、(もちろん、妄想なのだが^^;)「南京大虐殺」の70周年なのだそうで、国を挙げて、・・・と言うか、全世界を挙げて、10本近い南京嘘映画が作られる。

それに一矢報いようと作られたのが、『南京の真実・第一部「七人の死刑囚」』である。

チャンネル桜の水島社長が私財を投げ打って手弁当で作った作品だ。

三部作が予定されており、こうして、公開のめども立たない作品を、保守団体や、地方地方の良心的な方の力を借りて公開し、自作へのカンパを募っているそうだ。

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映画に先立って、作品の監督であり<チャンネル桜>の社長である水島聡氏と、場所を提供してくれた杉並区の区長の挨拶があった。

二人とも男気が溢れる方であった。

その他にも、保守運動界で有名な方も多く散見された。

私は、悪名高いので、挨拶などは出来よう筈がなく・・・^^;

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作品は、東京裁判で裁かれた「A級戦犯(松井のみBC級戦犯)」七人(松井石根、東条英機、広田弘毅、板垣征四郎、土肥原賢二、武藤章、木村兵太郎)の、処刑に至る最後の24時間を丹念に描いた作品である。

最初は、<能>の様式を用い、観念的な映像が続く。

私は、いささか、肩透かしで、あまりいい印象を持たなかった。

しかし、この<能>の様式は、クライマックスで、なかなかの効果を生む。

海外での受けは良いかも知れない。

ただ、観念的なイメージの世界で、男の子と女の子の子役に、能面や夜叉面を被らせるのは、不気味で嫌だった。

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私は、こってりと「南京大虐殺」の嘘を暴いていくのかと思ったら、この作品では、ひたすらに「七人」の潔い死に様を描いていくのだった。

途中、陥落直後の南京城内の記録映像が使用されていて、そこは俄然興味深かった。

本来ならば、蔑ろにされてもおかしくない南京住民が、日本軍によって律儀に安全管理されている姿が克明に記録されているのだ。

これは、貴重な東宝の記録映画だそうで、株式会社新日本映画社から販売もされているそうだ。

興味ある方は購入せよ!

     「南京 ~戦線後方記録映画~」
     http://www.history.gr.jp/~nanking/reason18.html

笑顔の南京人民の姿が見れるぞ。

子供たちも、モコモコと肥えていて可愛いんだわ^^

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『南京の真実・第一部「七人の死刑囚』は、3時間超の大作で、セシオン杉並の視聴覚室のパイプ椅子は座り心地が良くなかったのだが、飽きることはなかった。

大きな感動で涙を流すこともなかったが、流れるように見てしまった。

考えるに、七人の死刑囚及び、その七人と最後の交流をするお坊さん(三上寛)の演技が見事だったからだろう。

死刑は、七人を二回に分けて行なわれた。

最初の4人、後の3人。

お坊さんは、それぞれに仏に祈らせ(×4人)、お経を唱え、それぞれにぶどう酒を飲ませ(×4人)、お菓子を与え(×4人)、水盃を交わし(×4人)、それぞれと最後の握手を交わし、「天皇陛下万歳」の三唱をする。

そして、留置場から、処刑場へ向かい、その前で再び、別れを交わす(×4人)。

・・・処刑される。

その律儀な描写の数々に、私は、監督の水島氏は、映画の演出が下手なのかと思った。

なぜなら、後半の死刑囚たちの描写は端折られるかと思いきや、先ほどと同じように「×3人」で繰り替えされたのだ^^;

過剰な、意味のない繰り返しだ、と思いそうになった・・・。

しかし、飽きないのだ。

それぞれの死刑囚の、死に赴く態度が、・・・個々の役者の演技が、演じる対象への思い入れたっぷりに、7人7色で火花を散らすのだ。

これは、水島監督、あえてやっているのだな。

そう、思ったとき、この映画の良さが理解できた。

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・・・だが、この「第一部」だけでは、到底、問題点を語り尽くしていない。

     「第二部・検証篇(ドキュメント)」
     「第三部・アメリカ篇(劇映画篇)」

は、必ず、作られなくてはならないだろう。

                        (2008/03/16)
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