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【『ノモンハン : 見下ろす神、地を這う神』 第八十九回】 [ノモンハン考]

☆仕事中、車で、甲州街道から環七に入ったとき、電柱に、なんか毒々しいポスターが括りつけてあるのを見た。

それには、確かに、「ノモンハン」と記されていた。

見たのは一瞬だが、自分が常に意識している言葉は、現実の情報過多の中であっても浮き上がってくるものだ。

海外を旅していても、食堂で、隣りの席の外人が外国語の会話の中で日本語の単語を使ったとすると、さして意識をしていなくても、すぐに単語が浮き上がってくるのと同じ理屈だ。

甲州街道・環七は、ともに車の行き交いが激しい通りであるが、運転しながら、私は、確かに「ノモンハン」の文字を捉えた。

そこで、車を停めて確認するわけにも行かず、私は、「おそらく、どこかの小劇団が、ノモンハンを題材にした舞台をやるのだろう」と思った。

   ◇   ◇

その後、環七を通った時には、そのポスターはなくなっていた。

気になって、ネットで調べてみた。

すると、どうやら、左翼映画監督の渡辺文樹の映画だったらしい。

どこかの公民館を借りて、自分の新作を上映しようとしていたらしい。

この人、15年ぐらい前から、こういったゲリラ的な上映ばかりしている。

相田みつをタッチで、でも、ベクトルは正反対の「バリゾーゴン」とか書いたポスターを八王子中に貼ってたりしていた。

今回は、9月の初旬に、左翼的な内容の「天皇伝説」「ノモンハン」と言う作品を上映しようとしていたらしい。

それが、上映中止になったらしい。

てゆ~か、どこの公会堂でも、上映中止になっているらしい。

まあ、私の思想的には、抗議した右翼団体や、上映禁止した行政側に「GJ!」の言葉を送りたくもあるのだが、私は、「天皇伝説」はともかく、「ノモンハン」は、正直、見てみたい。

低予算映画でノモンハンの戦場を描くのは難しいと思われるが、体験記を語るようなドキュメント的な作品であれば、少しは、私にとって有益な内容であろうと思えたのだ。

映画「ノモンハン」は、現在、福島で一度、上映されただけだそうだ。

・・・例え、偏った思想の映画であろうとも、見れて、その内容の吟味を出来る体制の世の中であって欲しいものではあるが・・・。

・・・だが、偏った思想による「嘘」の内容であったらば、大問題が生じる。

   ◇   ◇

     (左翼サイトより)
          渡辺文樹監督の映画「天皇伝説」「ノモンハン」の上映妨害について
          「天皇伝説」渡辺文樹監督逮捕事件の真相

リンクさせた上のサイトは、関連リンクも豊富のようですよ^^;

こういった左翼サイトにつきものなのは、自分にとって都合のいい状況においては、どんなに嘘やデマゴギー、誹謗中傷を行なおうとも、「表現の自由」の前にあっては許されると思っていることだ。

・・・天皇批判は行なわれてもしかるべきであろうとも、嘘で塗り固めた内容であった時、それは、取り締まられるべきものと化す。

そして、自分にとって都合の悪い状況においては、どんなに自陣側に不正があろうとも、「基本的人権」を掲げて免除されると思ってやがる。

・・・上記にリンクさせた月刊『創』の編集方針など、正に、それである。

延々と、加害重犯罪者の人権を守り、被害者の尊厳を蔑ろにし続けている。

   ◇   ◇

・・・「ダブル・スタンダード」は、よく批判の対象になるが、私はそうは考えない。

具体的事例の前にあっては、その構成因子の違いで、違う結論を出さねばならない時もある。

しかし、左翼って奴は(もしくは、一部の保守派も)、常に「間違ったダブスタ」を延々と演じている。

個々の具体的事例において、常に間違った選択肢を選び続けている。

それは、近年、徐々に一般社会(常識)との乖離を始めている。

   ◇   ◇

ポスターをここに転載したいのだが、載せているサイトが全て左翼サイトなので、私が拝借しようものならば、このブログを管理している<So-net>に圧力かけて削除しようとすると思うと、メンド臭いので、やめときます。

私は、かつて、数十万のアクセス数を誇っていたブログとホームページを、左翼的な人格の「自称・保守派」の粘着的な裏工作によって消されたことがある。

そういった奴らのやり口は、うざいのである・・・。

                                            (2008/09/22)
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